インドチャネル文化スポーツ>クリケット
[PR]

文化

クリケット
    
写真:熱狂的なファン
対パキスタン戦に勝利した後は、町中がお祭り騒ぎ
インドでは、クリケットの選手はスーパースターです。クリケットを楽しんだことのないインドの男の子はいない言ってもいいでしょう。イギリスの国技であるクリケットは、帝国主義の時代にイギリスが世界に版図を広げたことに伴って、イギリスを旧宗主国とする国々や、英国連邦諸国で広まりました。現在もこれらの国々ではクリケットは熱狂的な人気で、とくに熱狂的なインドでは、ライバルであるパキスタン戦の中継番組の視聴率は80%を超えるといいます。ちなみに、クリケットはサッカーについで世界第2位の競技人口を誇るスポーツであるという理由は、インドの貢献によるのです。

クリケットの特徴─野球の原型
クリケットの精神

写真:クリケット
野球の原型と言われるクリケット
野球の原型といわれるクリケットは、11人のチームが守備と攻撃に分かれて戦うスポーツです。フィールドの中央にピッチと呼ばれる縦長のスペースがあり、その両端にウィケットと呼ばれる3本の杭(スタンプ)に2つの梁(ベイル)を載せた柱のようなものが刺さっています。このウィケットにボールが当たらないようバットで守るのがクリケットの簡単なルールです。

野球とクリケットの比較
クリケットのグラウンド
クリケットの道具
クリケットのファッション

 正式なクリケットは野球より広いスペースを必要とするため、アメリカでは広まりませんでした。しかしクリケットはルールに柔軟性のあるスポーツなので、人数やスペースにあわせて臨機応変に調整することができます。インドでは、狭い道などで子供たちが楽しんでいる姿をよく見かけます。

 イギリス発祥のスポーツだけあり、フェアプレイが重視され、試合中のティータイム、試合後の社交などといった優雅な時間もクリケットの重要な楽しみだといわれます。

クリケットの特徴─ゆっくりとした時間の流れ
クリケットの特徴─芝生の上で行うスポーツ
クリケットの特徴─紳士のスポーツ
クリケットの特徴─ティータイムのあるスポーツ
クリケットの特徴─アフタークリケット

■インディアン・プレミア・リーグ(IPL)

写真:クリケット選手
クリケットの選手は国民的スーパースター
インドの国技とも言えるクリケットに2008年、ようやく発足した初のプロリーグ。4月18日から、国内主要都市を本拠地とする8チームが熱戦を繰り広げている。10億ドル以上のテレビ放映権料に加え、大手不動産開発会社DLFやヒーロー・ホンダ、ペプシなど協賛企業も計4000 万ドル規模のスポンサー料を払うというビッグ・ビジネス。スポーツをテレビ観戦するという文化がインドに定着するかどうか、放送・家電などの業界もクリケット人気の拡大に熱い期待を寄せる。

参加球団は、大手財閥リライアンス・グループが所有するムンバイ・インディアンズ、人気俳優シャー・ルーク・カーンらが共同オーナーのコルカタ・ナイトライダーズなど8チーム。IPLは各チームによるホーム・アンド・アウェーのリーグ戦と、上位4チームによるトーナメント方式の計59 試合で優勝を争う。

ただ、英国や豪州などで開く他の大会との日程調整や、インドが酷暑に見舞われる4〜5月のわずか45日間に開催されるという強行日程への不安も出ている。

■トウェンティ20方式(TWENTY20)

 正式なクリケットの試合では、双方のボーラー(投手)が各300球(50オーバー)を投じて勝負を決めるため、試合終了までに3〜5日を要する場合もある。IPLを主催するインド・クリケッ国の米生産量ト協会(BCCI)では、テレビでの中継を前提に、ボリウッド映画の上映時間と同じ3時間弱で決着がつく「トウェンティ20」方式を採用している。これは、先攻・後攻の投球数を各120球(20オーバー)に限定したもの。

■クリケット・ワールドカップ

 1975 年からほぼ4年に一度開催されている「クリケットの世界一決定戦」。英国をはじめインド、パキスタンやスリランカ、豪州や西インド諸島など主に英連邦諸国が参加し、サッカーに勝るとも劣らない人気を集めている。  

 83年のイングランド大会で見事優勝に輝いたインド代表チームだが、07年に西インド諸島で開いた前回大会ではまさかの予選リーグ敗退。ブームを当て込んだ放送局や家電業界、スポンサー企業を大いに失望させ、インド国内では自国チームの敗退にショック死したり、自殺するファンも相次いだ。

クリケットの特徴─インターナショナルスポーツ    


ビジネスプレミアム

会員の方は ログイン
オススメ!カルチャー関連書籍

インドニュース

インドコラム

【コラム】インド南北・祭りの違い―お祭りラッシュは続く
8月から始まったお祭りラッシュは、なおも続いている。今回は、9月に予定されている行事を紹介したい。8月30日(月)〜9月8日(水)は、ノヴェナと呼ばれる、聖母マリアの生誕を祝うお祭りだ…[ケヘカシャーン]

【コラム】インドで食べるチベット料理
インドに暮らすチベット民族は数多くいます。特にダラムサラ、マナリなどにはかなり大きなコミュニティが出来上がっています。彼らの住む地域には必ずチベット料理レストランがあり…[釼持孝子]