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社会
[14/06/05-12:37]
[話題]エア インディアの787型機、全トイレが詰まってデリーに引き返す
 5月31日にフランフクルトへ向けてデリーを飛び立った国営エア インディアのAI121便が、離陸してから3時間後、デリーに引き返してきた。理由は、機内のトイレ4カ所にすべてが詰まったため。機材はボーイング787型機で、8時間超のフライトでは214人の乗客に2回の食事と軽食1回を供する予定で、トイレなしでの飛行の続行は不可能だと判断された。タイムズ・オブ・インディア紙が6月2日付で報じている。
 
 トイレは機内前方のビジネスクラスエリアに2カ所、後方のエコノミークラスエリアに2カ所あるが、AI121便ではすべてが詰まってしまった。エア インディアの担当者は次のように説明している。「水洗が効かなくなってしまったため、機体はデリーに引き返した」 「デリーに戻った乗客は別の便に乗り換えられなかった。代替便でデリーを経っても、フランクフルト空港への到着が夜間閉鎖時間帯に当たってしまうためだ」。
 
 トイレの故障は、エア インディアの機材メンテナンスの品質に疑問をもたらしているが、その一方で、航空会社筋の間では、何でもトイレに流そうとするインド人乗客についての「恐怖の物語」がいくつも語られている。そのひとつを、ある関係者は次のように紹介する。
 
「数カ月前、ニューヨーク発デリー行きのボーイング777型機でトイレがすべて使用不能になり、機長から行き先を途中のロンドンに変えたいと連絡が入ったが、ヒースロー空港は夜間で閉鎖中だった。その後、なぜかトイレのひとつが使えるようになったため、フライトはデリーまで続行されたものの、乗員や乗客はトイレの使用を控えることを余儀なくされた」
 
 別の関係者によれば、本当の恐怖は、トイレが故障した便がデリーに着いて整備されるときに起きる。「トイレの配管や下水タンクから、機内で旅客の使える物品のほとんどすべてが発見される」 「機内用毛布や枕、スリッパ、ソックス、タオルなどが、トイレで流されているのだ」。
 
 エア インディア関係者は、「トイレのメンテナンスに際しては、インド人乗客特有のふるまいを把握・理解する必要がある。そうしないと、(フライト中止などによる)損失は、経済的にも風評の面でも大きなものになる」と指摘。たとえば、インド人は座席の上で脚を組むことが多く、その結果、フライト終了後、シートの隙間に靴下が挟まって残されていることが多いため、機内のメンテナンスに際しては特別に注意を払う体制になっている。同様の取り組みがトイレについても必要だという。

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